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NovelAI Diffusion V5 リリース: 画像生成をもっと自由に、もっと精密に

本日、新しい画像生成モデル NovelAI Diffusion V5 をリリースします。日本語プロンプトへの公式対応をはじめ、これまでで最も大きな進化をお届けします。ひとつの目玉機能があるというより、…

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NovelAIをご利用のみなさま、お待たせしました
思い描いたものが、そのまま形になる。その理想に、私たちはまた一歩近づきました。

本日、新しい画像生成モデル NovelAI Diffusion V5 をリリースします。日本語プロンプトへの公式対応をはじめ、これまでで最も大きな進化をお届けします。ひとつの目玉機能があるというより、あらゆる面がまとめて底上げされました。

NovelAI独自のアーキテクチャをベースに V4.5 から改良を重ね、モデルサイズは2倍以上。268,000 B200 GPU時間をかけて、自社でトレーニングしました。V5 Curated、V5 Full ともに本日からご利用いただけます!

より鋭くなった自然言語の理解、広がった多言語プロンプト、作り直したキャラクター配置、高まった画像の精細さ。そのすべてが組み合わさり、これまでで最も洗練されたモデルに仕上がりました。

さっそく、何が新しくなったのかを見ていきましょう。

日本語などの多言語対応

NovelAI Diffusion V5 が公式に対応するのは、英語と日本語の2言語です。日本語対応は日本語テキストの書き起こしを使ったトレーニングに裏付けられており、頭に浮かんだ日本語を、そのままプロンプトに書けます。英語に置き換える手間はいりません。

テスト中には、それ以外の言語でもプロンプトを書けることがわかりました。実際にテスターの方々が、中国語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語で最初から最後までプロンプトを書いた例もあります。ただし、これらの言語はトレーニングの主眼ではなかったため、結果にばらつきが出る可能性がある点はご了承ください。

プロンプトの自然言語対応

NovelAI Diffusion V4.5 でも、タグだけに頼らず自然言語でプロンプトを書けるようになりました。V5 はこれをさらに先へ進め、これまでにないレベルの理解を実現しています。頭の中に浮かんだ光景をそのまま言葉にするだけで、イメージが形になっていきます。もちろん、タグによるプロンプトも引き続き完全にサポートしています。簡潔さと安定感を重視する方は、これまでどおりの書き方をお使いください。

画像品質の向上

NovelAI Diffusion V5 では、私たちのデータセットでトレーニングした32チャンネルのカスタム VAE を採用しています。16チャンネルの VAE で動作していた V4.5 と比べ、画像品質は目に見えて向上しました。緻密に描き込まれた瞳の細い線、アクセサリー、文字、装飾品といった細部が、格段に高い精度で描き出されます。溶けて崩れたような描写とは、もうお別れです。

「品質向上」機能が新しいレベルへ

V5 では、画像をきれいに拡大する「品質向上」機能に、新しい「Max✨」レベルを選べるようになります。「Max✨」での品質向上は、より高い解像度と、よりシャープな仕上がりを同時に実現します。これを支えているのが、新しく生まれ変わったアップスケーラーです。単体で画像の拡大に使うこともできます。

背景・情景・環境の描写が向上

V5 が精度を上げたのは、キャラクターだけではありません。背景も同じように進化しています。モデルサイズの拡大、モデルアーキテクチャの改善、トレーニングデータの改善、そして新しい32チャンネル VAE により、建築物、草木、背景要素を含む複雑な環境が、V4.5 よりもはっきりと細部まで、まとまりよく描かれるようになりました。情景はキャラクターの後ろに置かれた書き割りではなく、それ自体が生きた空間として立ち上がります。

アルファ透過

新しくトレーニングしたカスタム VAE は、アルファチャンネルによる透過をネイティブでサポートしています。これに合わせて、本物のアルファ透過を持つ画像の生成にも対応しました。プロンプトに「透明な背景」(transparent background)、「アルファあり」(has alpha)、「アルファ透過」(alpha transparency)のいずれかを入れるだけで、キャラクターを透過背景に配置したり、半透明の表現を作ったりできます。

ヒント: 「透明な背景」タグを強調すると、より良い結果が得られる場合があります(例:2.1::透明な背景::)。

プロンプト文字数制限にもっと余裕を

NovelAI Diffusion V5 では、これまでより長いプロンプトを書けます。より複雑で、より描き込まれた情景を、これまで以上に多くのキャラクターとともに生成できるようになりました。

キャラクターをもっと多く、もっと自在に、自然な絡みまで

NovelAI V5 では、V4.5 よりもはるかに多くのキャラクタープロンプトを指定できます。テストでは、キャラクター配置機能を使って最大22人のキャラクターを同時に画面内へ登場させることができました。

キャラクター配置機能そのものも大きく進化しました。決められたマス目から位置を選ぶ必要はもうありません。キャンバス上の好きな位置にキャラクタープロンプトを配置でき、モデルはその指定に忠実に従います。構図づくりの自由度が格段に広がりました。

配置の指定には、構図づくり以外の効果もあります。キャラクターの描写が安定し、複雑な絡みのあるシーンも簡単に組めるようになります。しかも、それぞれの特徴が互いに混ざり込むのを最小限に抑えられます。もちろん、配置機能を使わない場合でも、V5 はキャラクターと情景、そしてキャラクター同士の関わり方をこれまで以上に自然に描き出します。

テキスト描画の強化

NovelAI の V5 モデルは、英語、日本語、中国語など、さまざまな言語の文字描画に対応しています。今回のアップデートでは、文字を描かせる手順も簡単になりました。「こんにちは」 もしくは“こんにちは”のように描きたい文字を 「」もしくは“”で囲むだけで、過去にV4.5で使っていた「Text:」ブロックは不要になりました。もちろん、自分で細かく調整したい方は、これまでどおり「Text:」ブロックを直接指定できます。その場合、この新機能は無効になります。上の表のとおり、画像内に生成できるテキストの長さも V4.5 と比べて大きく広がりました。

テキストの見た目や位置も、自然言語で説明するだけで自由に指定できます。たとえば、次のように書けます:

紫髪の女の子の頭の横に浮かぶ、白背景に緑色の手書き文字の吹き出し、「Hello, world!」

マンガの生成

マンガのページのコマ割りを自然言語で説明するか、UI 上でキャラクタープロンプトを配置して誘導するだけで、V5 は一度の生成でコマ割りの完成したページを出力します。複数の生成結果を切り貼りする必要はもうありません。以前は2コマに限られていたマンガのデータが大幅に複雑化したことで、V5 は単純な帯状のマンガにとどまらない、本格的な複数コマのページを扱えるようになりました。

新しいタグ

  • 「奥行き」(depthness) — 陰影に奥行きを持たせます。
  • 「魅力的な男性」(attractive male) — 名前のとおりの効果です。
  • 「低複雑度」「中複雑度」「高複雑度」「超複雑度」(low / medium / high / ultra complexity) — 画像の複雑さをモデルに伝えます。スタイルや見た目が大きく変わることもあります。ふつうに整った画像を狙うなら「高複雑度」が向いていることが多く、「超複雑度」と「低複雑度」はより様式化された画像に適しています。
  • 「アルファあり」(has alpha) — 画像のアルファチャンネルを何らかの形で使いたい、と伝えるオプションのタグです。単純に背景を透過させる「透明な背景」(transparent background)や、情景の中のものをアルファ透過で透けさせたいときに使う「アルファ透過」(alpha transparency)(魔法のエフェクト、炎、傘など)と比べて、より抽象的な指定になります。
  • 「meta:novel era」「meta:golden era」 — 画像の雰囲気を、それぞれ少し古風な方向、少し現代的な方向へさりげなく寄せます。
  • 「ビジュアルノベル風イラスト」(visual novel art)、「ビジュアルノベル背景」(visual novel bg)、「ビジュアルノベルCG」(visual novel cg)、「ビジュアルノベルちびキャラ」(visual novel chibi)、「ビジュアルノベル立ち絵」(visual novel sprite) — ビジュアルノベルらしい雰囲気の画像を試せるタグです。

インペイント

インペイントを使えば、生成した画像に手軽に修正を加えられます。細かな失敗を直したり、同じ画像から別のバリエーションを作ったりできます。今回は V5 Full モデルでのインペイントに対応してのリリースとなります。Curated 向けのインペイントモデルはまだ調整中のため、準備が整い次第の追加となります。それまでの間、V5 Curated では V4.5 Curated のインペイント機能を使用します。

今後対応予定の機能

これまでのリリースと同様、精密参照、Curatedモデルのインペイント、NovelAIポーションは今回のローンチには含まれていません。V5 向けの追加機能は、リリース後に順次トレーニングして提供していく予定です。

生まれ変わった UI

NovelAI Diffusion V5 と合わせて、画像生成 UI の全面刷新も実施します。ほぼすべての要素を洗練されたデザインに整え、あわせて便利な新機能もいくつか追加しました。

生成結果エリア

生成結果エリアがスクロールとズームに対応しました。下にスクロールしていくだけで過去の生成結果をさかのぼれるので、履歴を掘り返さなくても、これまでに作ったものを振り返れます。新しいレイアウトやモーションの表示方法が好みに合わない場合は、設定から「シンプルな生成結果表示方法」や「モーションを減らす」をオンにしてください。

キャラクタープロンプト

キャラクタープロンプトを開いたまま固定できるようになりました。別のプロンプトをクリックするたびに閉じてしまうことがありません。名前を付けることもできます(ただしこの名前は、メタデータへの保存や再インポートでは引き継がれません)。

キャラクター配置の改善

生成結果エリア上でキャラクターの位置を直接選べるようになり、感覚に頼る必要がなくなりました。きっちり揃えたい場合は、グリッド線を表示することもできます。

複数ピン留め機能

複数の画像を同時にピン留めできます。ピン留めした画像は、出力の左側にある専用エリアに表示されます。

その他の細かな変更

  • モデルモードの位置を、プロンプト入力欄からモデル選択の隣へ移動
  • 詳細設定の設定値を、設定ボックスを閉じた状態でも表示
  • 履歴サイドバーの幅を変更できるように
  • モバイルでは、タブ切り替え式のトレイをドラッグで動かせるシートに変更

利用上限とサブスクリプションについて

V5 と UI の刷新に合わせて、サブスクリプションにいくつか変更を加えました。詳しくはこちらをご覧ください。https://blog.novelai.net/subscription-updates-usage-limits-jp-2025-fc440e402467

それでは、よい創作を
以上が今回のアップデートです。NovelAI V5 はすでにお使いいただけますので、さっそく創作を楽しんでみてください。作例をご覧になりたい方は、下のギャラリーをどうぞ。画像をクリックしてフルサイズで開いてからダウンロードすると、メタデータをNovelAIに読み込ませることができます。